20新卒エンジニアの研修振り返りレポートが始まります🙌

by Yusuke Ishimi | July 30, 2020
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はじめに

こんにちは。
2020新卒エンジニアの石見です。

現在は、技術研修が終わり配属された部署のナレッジの多さに圧倒されながらも楽しく従事をしています。今回はその「技術研修」についてと、「振り返りレポートを何故公開するのか」について執筆をします。

※ここでは大まかに技術研修について執筆します。さらに細かいテーマに絞り、得た学びについて同期が「振り返りレポート」という形で執筆し、今後公開されます。

今年の新卒エンジニアについて

研究に集中していた、学生時代から企業で働いていた、個人でサービスを開発運用していた、大会に参加していたなど様々な背景の方がいます。私の個人的な感想ですが、同期はみんな「体験からくる世界観」を持っている方が多いです。「世界観」を持っているので「軸」があり「思考」を認知しています。また「どんな状況でも面白がれる」性格で、「より良くするために意見する、議論する、行動する」という姿勢の人達です。実際に研修中も同期の発案で交流を深める施策ができたり、個人作業が主となった週には「どうやったら学びをより増やせるだろうか」という議論もありました。

※20新卒エンジニアは入社前にAdvent Calendarを企画し技術に関わる記事の執筆を行いました。半年前の私達を知れます。是非ご覧ください。
DeNA 20 新卒 Advent Calendar 2019

今年の技術研修の目的

大きく2つの目的を提示されました。

1つ目は「一緒に船を漕ぐ仲間になる」です。 alt こちらは全体研修から引き続き継承されたものですが、技術研修としてさらに細かく以下のテーマを提示されました。

  • エンジニアにとっての自走力
    • 自分の無知を知る
    • 学び方を知る
    • 原典にあたれる大切さを知る
    • 安易に答えを求めないようになる
  • エンジニアにとっての繋がり
    • 頼り方を知る
    • 頼り先を知る
  • エンジニアにとっての面白がり
    • 学ぶことは無限にある
    • レガシーすら楽しむ
    • 会社観点で言うと、研修は投資

「レガシーすら楽しむ」「会社観点で言うと、研修は投資」について最初は「???」でしたが、私の中で最終的には「現状から何を学べるか、学ぶべきか」「この期間で自分はどう変わるのか」という自問になりました。

2つ目は「Driving Questions」と表現されたものです。
様々な抽象的な問いがあるのですが、中でも重要とされたのが以下の3つの問いです。

  • エンジニアの中には、他の人よりも市場価値が高い人がいるのはなぜ?
  • 高品質なシステムを構築するには?
  • チームで効果的な開発を実現するには?

これらは正解はなく、私は研修の中で定期的に自問をして更新をしていました。

※全体研修についての記事です。是非ご覧ください。
新卒研修は「自分」を探す体験の場。育成担当者が明かしたその本音

技術研修で何を行ったか

大きく分けると以下を行いました。

  • CS基礎(加算器 → レジスタ → CPU → アセンブリ → C)
  • Go
  • Flutter
  • AWS
  • システムデザイン
  • チーム開発(インフラ、サーバ、クライアントの設計から実装までを行う)
  • テックトーク(各々が技術トピックについて調べて発表をする)

1人で作業することは少なく、ペアプロ、モブプロで作業することが多かったです。各々が提出したコードを全員でレビューするという機会や、システム設計など技術について講師と1対1で議論をするという課題がありました。また、英語でやりとりをすることもありました。

技術研修でどんな学びを得たか

私個人の感想です。「言語に詳しくなった」「アンチパターンを知った」「アプリケーションが作れるようになった」「構成図が読めるようになった、構築できるようになった」という技術的な学びがありました。「情報設計の大切さ」「チームで認識を合わせておく大切さ」「仕組みでチームの生産性をあげていく大切さ」「質問などの情報共有のポイント」をチーム開発を通して学ぶことができました。「設計をする際の順序と粒度のコツ」をシステム設計の議論を通して学ぶことができました。実際に研修の中で「その場でサービス要件を言われて議論と実装を行う」という課題を前半と後半に行いましたが、後半の方が圧倒的に実装を進めることができました。また、「学びを消化せず再利用できる形で蓄積することの大切さ」「生産性のためにとことんツールをカスタマイズする事の大切さ」も同期とペアプロやモブプロを行う中で学ぶことができました。

そして抽象的な問いを自問する過程で、自分の中で認識が曖昧な部分を見つけることができました。その点について社員やメンターに相談をする中で自身のキャリアについて真剣に考えることができました。実際に私は研修の中で「中規模組織でビジネスと技術に関わる」という希望から「大規模な基盤開発の中で専門性を持つ」という希望に変わりました。最終的な理想像は変化していないのに、ファーストキャリアの希望が大きく変わったことに私自身も驚きました。

なぜ振り返りレポートを公開するのか

結論から言うと「DeNAの育成環境、研修について知って欲しいから」です。
学生の頃の私はDeNAに対して

  • ロジカルでドライな人が多い(怖い)
  • 研修について記事など情報がないので不安
    • 強い社員は学生の時から強かったのか!?
    • 崖から落とされて個人で強くなったのか!?

といった印象を持っていました。
しかし、実際の研修は「一方的なインストールではなく、自分たちで何を学ぶかを決めていく」「ステップが用意されつつも、細部は自分たちで意思決定をして工夫をして組み上げる」「抽象的な問いと具体的な課題と結果により自己を見つめ直す」「意思決定のための相談、情報取集には社員もとことん付き合ってくれる」という研修でした。

この事実を伝える記事が今までなかったので、今年の研修について外部発信をしようと考えました。
また、「研修を設計した社員」だけではなく「研修に参加した新卒」が学んだこと、得たもの、内容を自由に正しく伝えることに意味があると考えています。

さらに今年はコロナウィルスの影響で前例のないフルリモートでの技術研修でした。学生にとっては、来年以降の状況がわからない中でフルリモートでの研修の内容、感想は有意義な情報になると考えています。

以上のような思いから企画をしました。

スケジュール

ここまで大まかに技術研修について執筆をしました。さらに細かいテーマに絞り、得た学びについて同期が「振り返りレポート」という形で執筆し、今後公開されます。週に1記事のペースで計6記事前後の公開を予定しております。

もしよろしければ、@DeNAxTech のフォローをして、今後の新卒エンジニア研修の記事もぜひご覧ください!